2009年4月27日

【音楽】世界は33回転で回っている

みなさん、音楽は何で聴きますか? iPod? それともCD? ここ数年、ダウンロードで聴く人が増えましたよね。
 人それぞれ好きな聴き方がありますけれど、僕はジャケットとか歌詞カードとか、パッケージ大好き人間なんで、やっぱりCDですね(ダウンロードなんてしない!ってわけではありませんが)。
 そんな僕は、昨年あたりからレコードに凝り始めています。中古CD屋に行くのが好きなのですが、CDって商品の絶対数のわりに、やっぱり人気商品が少ないんですね。出回ってもすぐに売れてしまうので。対してレコードは数は少ないですけど、あまり持ってる人がいない分良質なものが多い、からです。
 実家から30年物のレコードプレーヤーと数枚のレコードを取り寄せ、すぐに聴き始めました。古いですけど、やっぱ音がええですねえ。とてもクリアで、ベース音もしっかり聴こえます。
table.jpg


 実は、LPレコード→CD→音楽ファイルと進化するにしたがって、音質はどんどん悪くなっているといいます。再生機構がシンプルであればあるほど音質は良いようです(DJの多くがいまだレコードを使うのはそのためです)。まあ、傷やほこりには本当に気をつけなきゃいけないので、手入れは大変。A面とB面をひっくり返すのが面倒って人もいますが、僕なんかはそこがまたアナログで良いなあって思います。あと、だいたい片面20分くらいなので、自分的に時間もちょうど良いし。つかの間のブレイクをはさんで、さあB面へ。
 レコードにはそれぞれ対応回転数があって、33回転(1分間に33回まわる)ってのと45回転(1分間に45回)ってのがあります。はじめはなんのことか分からなくて、レコードに針を落としたら、どうもノローく聴こえる。45回転のレコードを33回転の設定で回してたようでした。やっぱり各回転数とも特徴があって、ヒップホップのレコードなんかは33回転が多いらしいです。僕の好きな古いロックのレコードはだいたい45回転でした。
 とまあ確かに面倒なのは否めませんが、やっぱり音はいいんですよね。レコードでビートルズを聴く、というのが僕の長年の夢でしたが、それも叶いました。いいですよ、「リボルバー」。ニール・ヤングも良かったな。Leave us Helpless,Helpless,Helpless…
 しかーし、東京への引越し前後にこの年代ものレコードプレーヤーが不調となりまして、「うーん、修理すると高いやろうなー、部品もないし、どうしよう?」って状況です。買い換えるべきか…。

 さて、現在はCDからデジタル配信への過渡期です。僕は昔CD屋でアルバイトをしていたんですが、音楽ダウンロードが流行るにつれて、目に見えてCDの売り上げが減っていったように思います。確かに、わざわざお店に行かなくても買えるわけですから、便利っちゃ便利ですけど、なんか寂しいものがあります。CDがすぐになくなるってわけではないでしょうけど、いずれはダウンロードが主導権を得ることでしょう。かつて、CDがレコードに取って代わったように。
約20年前、CDが主流になりつつあった時代、レコード好きの人は悲しかっただろうなーと思います。だって、レコードではもう新譜が出ないんですから。

 でもでも、こうやって今だってレコード好きな人がいるんだし、なんだかんだでCDを求める人も消えることはないんかな。試しに、ディスクユニオンに行ってみてください。猛スピードでレコード探しをしては、何枚も買っていく人がいますから。音楽って、ジャケットや歌詞カードや、パッケージ全てを合わせた総合芸術やと思います。それを求める人は確実にいるし、消えないはずです。そう、思いたい。

CD and RECORDS gonna LIVE FOREVER!!

担当はBUMBIでした。
BUMBI

投稿者 BUMBI : 12:00

2009年4月24日

【旅】日本一のツワモノなり!

どうも、くぎやんです。
春ですねー。高速道路が1000円ですねー。ドライブですねー。
聖地巡礼ってご存じですか??
聖地を巡る宗教行為っていう、アレです。
サブカルフィルターを通すと、作品のゆかりの地を巡る旅、っていうことになります。
有名な「聖地」は、TVアニメ「らき☆すた」の埼玉県鷺宮市の鷺宮神社ですね。この近所にあった原作者の家も、現在は資料館になっています。
聖地巡礼が地域活性化に一役かっているというわけです。

今回はそんなオタクの聖地をご紹介!! っと思ったんですが、聖地巡礼の醍醐味は、作中に出ているものと同じ名前のものや、場所を見つけてニヤリとする…、いやいや、同じ世界を感じるってところにあるので、作品を知らないと、何がなんだかってことになりかねません。

っというわけなので、同じ聖地巡礼でも歴女な聖地巡礼をご紹介します!

さて、この「歴女」ってご存じですか。
歴史が好きな女性のことだそうです。狭義では、武将が好きな女性を指すようです。
メディアでは後者の意味で使われています。
ワタクシ、どうやら分類上は「歴女」のようです。
個人的には「歴女」って、なんだか担がれてる気がしてイヤなんですが…。
他にいい言葉があるわけでもないので、この名称を使っていきます。

好きな武将は、戦国時代に限ると真田幸村、石田三成、大河ドラマ「天地人」の直江兼次。
この3人をセットで書くと、にわかファンに見えるのが切ない今日このごろです。
あと、うちの田舎(大分)の殿、大友宗麟。
近代まで範囲を広げると、伊藤博文かな…。


歴女の生い立ちはおいおいご紹介するとして、せっかく春なので、歴女な聖地巡礼に出かけたいと思います!
このブームに乗り遅れちゃなりませぬっ


史跡巡って、おいしいもの食べて、ついでに温泉!な「千里を走る 歴女ツアー!」にレッツゴー!!


続きを読む "【旅】日本一のツワモノなり!"

投稿者 くぎやん : 11:56

2009年4月23日

【写真】カメラでおしゃれ

こんにちは!
今日は私の趣味のひとつ、カメラについてです。
その中でも「カメラアクセサリー」に焦点を当ててお話したいと思います。


4月の初めに桜の写真を撮りに国立に行ってきました。

桜並木

大学通りの桜並木は綺麗でした。

桜


撮影をしながら通り沿いを歩いていると、若いカメラ女子たちが沢山!
最近はどこへ行っても首からカメラを提げている女子に出会います。
(ここは女性や女の人ではなく"女子"といわせて下さい…)
他にもカップルや夫婦と…カメラ人口が増えてきていてうれしい限りです。
(私の田舎、徳島県ではまだまだ不審者扱いで、なんだあの子はという目で見られてきました/悲)


中でも、カメラもおしゃれの一部です!というように…
カメラをおしゃれに持ち歩く女子達を沢山見ました。

元から付いているストラップではなく、自分の趣味に合ったストラップに変えて持ち歩いていました。
実際、女子向けのストラップやケース、カバンなど、カメラに関するものは増えてきています。

カラメル
ここではカメラアクセサリーの特集が組まれています。
見ているだけでわくわくします!!


見た目はごついデジタル一眼レフカメラもストラップを変えるだけでものすごく可愛いらしく見えます。
(重さからくる肩こりは変わりませんが…;)
しかも元から付いているものは、長さが足りず斜めに掛けられないので、普段使いがなかなかし辛いのが現状…
ついつい妥協してコンパクトデジカメを持って出てしまったり。。


先ほど紹介したカラメル以外にも、カメラ関連のホームページや女子カメラカメラ日和等の雑誌で特集は組まれていますが…
カメラアクセサリーだけを扱った雑誌は無いので、是非とも欲しい!

そこで!

こんな雑誌があったらいいなーと思いました。

カメラアクセサリーの紹介からはじまり、
・アクセサリーはこういう服に合うよ
・自分のカメラをアレンジしてみよう!
・自分のお気に入りアクセサリー
・アクセサリーを作ってみよう!
・カメラ紹介
・写真ページ
など…最後にアクセサリーの通販とか、売っているお店の情報とかがあれば最高ではないですか?

しかし、カメラアクセサリーはどれも結構なお値段なので、私自身まだ手が出せていません。。
なので今は見てるだけなのですが、いつか欲しい。
実際手にとって見れるお店もあるので今度行ってみたいなと思ってます。

たんぽぽ
たんぽぽも沢山咲いてました。


以上、担当の柚でした。
柚


投稿者 柚 : 12:00

2009年4月22日

【本】妄想 × 「夜は短し歩けよ乙女」

本は、専ら文庫本で買う主義です。

気づけば、
ハードカバーは湊かなえの『告白』以来、買っていません。

『告白』は、「文春ミステリーランキング」第1位をはじめ、
多くの称賛の声に文庫化を待ちきれず、ハードカバーで購入。

ただし、ハードカバーはやっぱり重かった。。
(物語の内容はそれ以上に重いですが…)

持ち運ぶ際に不便極まりなく、

「やっぱり文庫が一番!」

と痛感した次第です。

最近、買った文庫本と言えば、『夜は短し歩けよ乙女』。

森見登美彦さんの著作で、山本周五郎賞受賞作。
直木賞の候補にもあがったので、ご存じの方も多いかも知れません。

語り手は、冴えない大学生の“先輩”と、
彼が一目惚れしたクラブの後輩“黒髪の乙女”。

黒髪の乙女の「後ろ姿の世界的権威」を自称する先輩が、
彼女を追って夜の酒場や古本市をさ迷うという、
文庫本のこぢんまりとしたサイズにぴったりの愛らしい物語です。

美しい日本語で綴られる一風変わった物語は、
夜の酒場や古本市をファンタジックな異空間に仕立て上げ、
思わずその迷宮のような世界観に引き込まれてしまいます。

出色は、
ユニークな登場人物たち。

強烈な個性を持った彼らの姿が生き生きと想起され、
“もし映画化されたなら…”などとあらぬ妄想が膨らみます。

「ほっそりとした小柄な身体つき、艶々と光る短く切りそろえた黒髪、猫のように気
まぐれな足取り」の乙女は、純粋無垢な反面、ちょっと抜けているところが魅力。

一言で言ってしまえば“不思議ちゃん”です。

容姿だけで判断すると栗山千明が適役ですが、
チャーミングな性格も含めて、断固、宮崎あおいに演じて頂きたい!

彼女を熱心に追いかけるも、少しも意に介されず、夜の酒場でズボンを脱がされて右
往左往。そんな先輩は…瑛太だとちょっと格好が良すぎる。

現在の邦画界は“イケメン”ばかりが脚光を浴び、
道化に徹し切れる三枚目がなかなか見当たりません。

となると、加瀬亮。
無色透明という稀有な“個性”を持った彼は、
気弱で滑稽な青年にも、冷徹な犯罪者にも染まることが可能です。

道理で、
彼がさまざまな作品で重宝されるわけです。

さて、主役ばかりでなく、脇を彩る登場人物も個性的。

我が子のように育てていた錦鯉を竜巻にさらわれ、
夜の酒場で春画を売り歩く謎の男・東堂などは、
実際に何処かの酒場でやけ酒を煽っていそうな気配です。

胡散臭いことこの上なく、口も達者なお調子者。
ときに自暴自棄な性格は、ユースケ・サンタマリアそのもの…?

香川照之や佐々木蔵之介、佐藤浩市が演じても面白そうです。

なるほど、現在の邦画界、
この年代の芸達者な男優には事欠きません。

そして、ふわふわと宙を浮く神出鬼没の“自称・天狗”こと樋口さん。
彼に関しては、本を読んでいる当初から、

「この人しかいない!」

と妄想しておりました。

小林薫。

是非とも“ジコ坊”(「もののけ姫」より)の感じでお願いしたいものです…。

大酒飲みの女性・羽貫さんや、夜の酒場で知らぬ者はいない重鎮・李白翁、果ては
「詭弁論部」や「閨房調査団」など、謎の人物・集団がひしめき合う『夜は歩けよ短
し乙女』。

妄想は尽きぬところへ、
舞台化のニュースが飛び込んできました!

注目のキャスティングは…

続きを読む "【本】妄想 × 「夜は短し歩けよ乙女」"

投稿者 TK : 10:04

2009年4月21日

【動物】愛犬家の戯言

春って何でこんなに眠いんですかね?
暖かい陽射しが嬉しくもあり妬ましくもある今日この頃です。

休日なんて、ヘタをするといくらでも眠れてしまう訳で、
起きたらもうお昼なんて事も珍しくありません。
これは明らかに時間を無駄使いしているなあと思い、
先日このままじゃいかん!と一念発起し、
「休日は逆にいつもより早く起きる」というノルマを
自分に課することに決めました。

でもいくら心に固く誓ったとしても
そうそう何のメリットもないのに早起きできる程強い人間ではありません。
という事で寝る間を惜しんで考えました。早起きしなければできない事。

ありました。犬の散歩です。
Inu1.jpg
うちには今年4歳になるオス犬がいるんですけど、
平日は朝ギリギリまで寝ているので当然散歩には行けず
休日も起きるのが遅いので
夕方暇なときに行く位で、一週間に一度行けるかどうかという頻度です。

これを土日の朝両方とも散歩に当てられたら、
「休日を無駄にしない」だけでなく、「愛犬との信頼関係の構築」にもなるわけですね。
正に一石二鳥というわけで、早速始めました。
名づけて「休日朝早く起きて犬の散歩する事で犬との信頼関係構築並びに・・・作戦」
ええと長すぎるので割愛します。

まあ早起きといっても朝7時に起きて、1時間くらい犬連れて散歩するだけなんですけどね。
緩いノルマではあるんですけど、始めてみるとこれが非常に快適。
朝の澄み切った空気を肺に入れるだけで健康になった気がするから不思議です。
普段は見る事のない町のふとした景色に心動かされたり
普段顔を合わせる事もない町の人達とも気軽に挨拶を交わしたり。
犬も何だか嬉しそうだし。つられてこっちも嬉しくなってきます。

段々テンションがあがってきました。
更に、せっかくだからと思い持参したデジカメを引っ張り出して試しに愛犬をパシャリ。
Inu2.JPG
おっ。なんかいい感じだ。
続けてもう一枚パシャリ。
Inu3.JPG
更にいい感じ。
いやぁたまには写真もいいもんですね。

そんな事をしてたら一時間なんてあっという間に過ぎます。
適度な運動のお陰で朝飯も美味いです。
体のダルさもなく、頭もスッキリ。
夜も寝つきがいいから翌朝の目覚めも快適。
早起きってこんなに気持ちいいものなんだと27歳になって
漸く気づきました。日々是勉強ですね。

それもこれも全てこの愛犬のお陰な訳です。
Inu4.JPG
恐るべし犬力。

そういえば思うんですけど愛犬家で不健康な人ってあんまり聞かないですよね。
まあ犬に合わせて一定の生活リズムを刻んでいるからなんだろうけど。
個人的には世の中に氾濫する健康本の中に
「愛犬家が説く健康法」みたいな本があってもいいと思うわけです。
もっと言えば、「健康になりたければ犬を飼いなさい」みたいなテーマ。
誰か書ける人いないもんですかね~。

という訳で今日も寝る間を惜しんで
「愛犬家 健康法」などと打ち込んでネットサーフィンしております。
それにしても春って何でこんなに眠いんですかねえ?

担当は千葉人でした。

千葉人


投稿者 千葉人 : 12:00

2009年4月20日

【ドラマ】パク・シニャン最新作で知る朝鮮史

こんにちは、KWCの韓国担当、Danaです。第一弾となる今回は、最近観たおすすめの韓国ドラマを紹介します。


『パリの恋人』でおなじみ、韓国きっての演技派パク・シニャンと、“国民の妹”と呼ばれるムン・グニョンが共演した『風の絵師』です。韓国では昨年末に放送を終えました。


これは、パク・シニャンが意外にも初めて挑んだ時代劇ドラマ。韓ドラ好きの私ですが、正直、時代劇は好きではなく、ほとんど観たことがありませんでした。でも、これは、なかなか面白いです。
なぜかというと、時代劇といっても、タイトル通り、テーマとなっているのは“絵”、なんですね。


主人公は、朝鮮王朝時代に実在した名画家、キム・ホンドとシン・ユンボク。この2人の師弟関係を中心に、様々な絵師たちや朝廷の人物たちの人間模様が、ミステリーを織り交ぜながら展開されます。ドラマでは、シン・ユンボクが実は女性だったという設定で、師弟間に少しずつ生まれてくる恋愛感情のようなものも描いています。


目を引くのは、毎回登場する名画の数々。風俗画や肖像画などいろいろ出てきますが、やはり同じアジア人が描くもの。その繊細な描写や、テーマとして描く光景などには共感を覚えるものばかりです。


あとやはり面白いのが、芸術をテーマにしながらも、ちょこっと朝鮮史を学べてしまうところですね。ここでは、正祖という韓国では聖君として知られる朝鮮第22代王が登場しているのですが、この辺りの背景は実際のところ謎に包まれている事柄が多いため、韓国でもドラマなどでよく取り上げられています。


このキム・ホンドとシン・ユンボクの間柄にも、実は謎の部分が多いんです。同時代の画家だったとはいえ、2人が師弟関係だったとか仲が良かったというはっきりとした証拠は残っていません。また、王の寵愛を受けていたホンドに比べ、当時では低俗だと批判された風俗画を多く描いていたユンボクに関する資料はほとんど残っていないのだとか。でも、同じテーマで描いた二人の絵は何枚も発見されているといいます。時代に名を刻んだ天才画家同士、きっと互いに影響を受けるようなことはあったのではと思うのですが……、というか、あったら面白いのになあ、と個人的に強く考えてしまいます。学生時代は暗記モノが嫌いなため歴史も苦手だった私ですが、こんな空想こそが歴史を学ぶ楽しさかもしれない、と社会人になってから思うようになりました。


以前、幕末の志士たちが集ったとされる山口・湯田温泉を取材したことがあります。実際に誰が訪ねたのか、一人でも何か確証が欲しいんですよ~とねばる私に、地元の研究家の方がこう言いました。歴史なんて想像でいいんだと。教科書に載っているようなことだって、こうだった“らしい”という記録の集まりに過ぎず、当時のことは当時の人しかわからないのだからと。考えてみれば当然のことですが、なるほどなあと妙に納得し、だから“歴史はロマン”というのか!と思ったものです。


というわけで、韓国の歴史をもっと勉強できるようなガイドブックみたいなものを作りたいなあと思いました。ドラマの地を巡るような本はたくさん出ていますが、もっと歴史の部分を面白くかつディープに掘り下げた、現地に行く前に歴史のポイントを予習していけるような本。韓ドラ好きの人に、どのスターが出てた!だけでなく、こういう人物が実際にいたんだ、というところにもロマンを感じてほしいですね。取材でもそうですが、事前に学んでから行くのと、全く知識がないままに行くのとでは大違いですよ。


ちなみに、そのホンド役を熱演したパク・シニャンさん。先日運良くインタビューできる機会に恵まれたんですが、すごくチャーミングな人でした。演技論を得々と語る人かなあと思ってたんですけど、実際は天然っていうか、いつも感覚で演技してるのかなあと思うぐらい、ふわふわと喋ってました。やはりこれが天才肌というものでしょうか。向こうから握手してくださったんですが、あまりの手の感覚の心地よさに惚れそうになりました(笑)。温かいとか、柔らかいとかだけじゃなく、何かうまく言葉で表現できないんですけど、今まで感じたことのない感触だったんです!ラッキー♪


次回はおすすめのK-POPをご紹介したいと思います!担当はDanaでした。

Dana

投稿者 Dana : 15:51

2009年4月17日

【アート】心のオアシス、備前焼

こんにちは。
もうすっかり日差しも温かく、というよりむしろ暑いくらいで、地球の行く末が心配な今日このごろですが、今回は「備前焼」のお話をしたいと思います。

私の出身地、岡山の名物といえば、桃、マスカット、ままかり、きびだんごなどが有名ですが、「備前焼」もその一つ。岡山県備前市を産地とし、古くは須恵器時代から作られていた、日本でもっとも古い焼き物として知られています。

その備前焼の作家として地元・岡山で活動している森大雅さんの個展が、先日駒沢のギャラリーで開かれました。大雅さんの友人だという友人に誘われて、遊びに行くことにしたのですが、中に入ると、こんなふうに所狭しと並べられた備前焼がズラリ。

bizen02.jpg

bizen01.jpg

「大雅くんの作品は、ベーシックな備前焼からいうとちょっと異端なんだけど…」と友人。まだ30代半ばの若い作家さんなので、固定概念にとらわれない前衛的なところもあるようです。

岡山名物、桃を象った器。こういう遊び心も、そう評される由縁かも?
bizen03.jpg

あいにくご本人は不在だったのですが、お母様がいらっしゃったのでいろいろお話させていただきました。

ここで、備前焼ひとくちメモ。

●釉薬(うわぐすり)を一切使わない。
陶器というと、焼き上がった後に絵付けを行ったりしますが、備前焼ではそういった装飾を施しません。だから、出来上がりの紋様もすべて窯の中で起こる自然変化がもたらすもの。炭をかぶると黒味が強くなったり、藁がかかっていた部分が線として現れたり…。窯を開けるまで、仕上がりがわからないところがおもしろみであり、怖さでもあるんです。

●耐久性が高い
1300℃の高温で2週間(!)かけて焼き上げるので、耐久性がとても高いんです。かつては、お坊さんが修行に出る際に備前焼のお茶碗を持っていったそう。そして、10年間使い続けるうちに表面が磨かれてぴかぴかになったお茶碗を、修行が終わるときに持ち帰るんです。使い込むうちに光沢が出て、最初のざらざらした質感とはまた違った趣が楽しめるとか。

使っていくうちに違った魅力が表れる…、この“食器を育てる”という感覚、私たちにはあまりないですよね。だけど、こういう気持ちがものを大切にすることに繋がり、しいては“丁寧な暮らし”に行き着くんじゃないかな…と考えてみたりして。

あとは、陶土に遠赤外線が含まれているので、水が腐らないという特質もあるそう。ビールの泡も細かく立つので、お酒好きな方への贈り物にビアマグなんかもいいかも。なんだか粋な手みやげって感じですよね。

知れば知るほど、奥が深い備前焼。正直、専門知識などまったく持ち合わせていなかったので、なるほどなぁと感心させられることづくめ。そしてやっぱり、この素朴さに癒されました。一つひとつ職人さんの手で作られた温かみがあって、眺めているだけでも心が落ち着くんです。

あ~、これ、会社にひとつ置いておきたい…と切実に思った私。仕事が忙しくて気がせってるときでも、備前焼のマグカップでコーヒーを飲めばなんだか癒し効果が倍増しそうだし、このどっしりとしたビジュアルも頼もしいし…。「まぁまぁ、落ち着きなよ。焦っても焦らなくても一緒だよ」って語りかけてくれそう。せわしい現代を生き抜く人に、心のオアシス、備前焼! 備前市さん、そういうキャンペーン打ってみませんか?

大雅さんの個展はもう終了してしまいましたが、秋頃に今度は銀座松屋で開かれるそうです。その際はぜひ、ご本人とお会いして、いろいろお話を聞けたらいいなぁと思います。

担当はジーマでした。
ジーマ

投稿者 ジーマ : 12:49