2009年7月30日

【生活】BBQのススメ。

夏真っ盛りの今日この頃。

こうも太陽が熱く照りつけると、
“なにか夏らしいことをしなければ”との切迫感に襲われてしまいます。

そんなところへ舞い込んできたのが、

「BBQ in 多摩川」。

夏らしく、胸躍るイベントに意気揚々と出掛けて参りました。

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投稿者 TK : 10:40

2009年7月 9日

【映画】男泣きの映画。

 
恥も外聞もなく、私はむせび泣きました。

終幕までのおよそ30分、スクリーンは涙に霞み、
傷だらけのミッキー・ロークの背中が映し出されるたび、
止めどなく涙が頬を伝ったのでした。

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投稿者 TK : 12:00

2009年6月22日

【旅】センチメンタル・ジャーニー。

 
突然ですが、クイズです。
 
サザエさん、カツオくん、ワカメちゃん。
この3人が、電車の運転手として働いていました。

しかし、その内の1人が運転する電車には、
誰ひとり乗ることができません。
 
 
さて、誰も乗ることのできない電車を運転しているのは、
3人の内の誰でしょう?

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先日、先輩の結婚式に出席するに当たり、
新潟へ行ってきました。

滞りない式を終えた帰り道の出来事。
 
 
ETCの恩恵にあずかったものの、
我々は渋滞という代償を払う羽目になりました。

冒頭で出したクイズは、そんな車中で友人が出したもの。
長旅の車中におけるクイズとしりとりは、もはや定番の域です。
 
 
私は車のハンドルを握りながら、

「カツオとワカメは小学生だから、電車なんて運転できるわけない!」

とクイズの根底を覆す答えを思案する一方で、
今回の新潟旅行を振り返っていました。

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1983年、私は新潟県新潟市の西小針台に生まれました。

生まれてから小学校3年生にあがる7年間、
私は海から歩いて10分ほどの高台の家に暮らしました。
 
 
25歳になった今、その生家を約20年ぶりに訪れる。

それが今回の旅のもうひとつの目的でした。
 
 
結婚式の翌日、私は生まれ育った街に車を走らせました。
見慣れた風景と、当時の見る影もない光景。

生家に近づくにつれ、私の脳裏に幼少時代の記憶が溢れだしてきました。

公園で花火をして、滑り台の上に立っていたキヨシくんの目にロケット花火が直撃し
たこと。

近所の坂道で、スキーをして八木さんの家の壁に激突したこと。

往時の記憶が走馬燈のように甦ります。

幼かったころは大きく見えた道路や公園も、今ではすっかり狭く感じられます。

そして私は想像しました。

父の転勤で埼玉県に引っ越しをすることなく、
ずっと新潟で暮らし続けていたとしたら…。
 
 
恐らく、私は小麦色の肌が眩しいサーファーになっていたことでしょう。

あるいは、日本海の荒波を制する漁師になっていたかも知れない。

しかし、今、私は編集者として、東京で働いている。
そして、さまざまな人と出会い、多くの経験をしてきました。

ひとには、さまざまな人生を歩む無限の可能性があります。
そして今、私はその中のひとつの道を歩んでいる。

それは、幾つもの偶然が連鎖してできた道かも知れません。
あるいは、運命があらかじめ定めた道かも知れない。

けれど、どんな道を歩もうと、人生は一期一会の連続。

そんな喜びを噛み締めたセンチメンタルな旅でした。

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投稿者 TK : 11:24

2009年6月 3日

【本】ディズニーランドの裏ガイドブック

わたしは、
東京ディズニーランドが開園した1983年、
太宰治と同じ日に生まれました。

ある意味、
東京ディズニーランドとともに年齢を重ねてきたと言っても過言ではありません。

東京ディズニーランドが創立記念イベントを催す度に、
自分の年齢と重なり、感慨深いものを感じるのです。
 
 
にも関わらず、
小学校6年生以来、ディズニーランドに足を運んでいません。
 
 
何故なら、絶叫マシーンなるものが大の苦手だからであります。

大学時代にディズニーシーを訪れ、
「センター・オブ・ジ・アース」に乗って三半規管に異常をきたしたとき、
後悔の念に苛まれたことは言うまでもありません。

あるいは、
篠山紀信がディズニーランドを撮影した写真集「MAGIC」を見ても、
ほとんど心がときめかない。
 
 
そんな私は、多くのディズニーランド・ファンに言わせたら、
“人間失格”かも知れません。

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投稿者 TK : 14:47

2009年5月15日

【映画】「1億総映画監督時代」到来!?

最近、デジタルカメラを買おうか悩んでいます。

快晴のゴールデンウィーク初日、
鎌倉の大仏や横浜中華街の雑踏を歩きながら、
カメラへの購買欲は膨らむ一方でした。

高校の同窓会で不覚にもデジタルカメラを紛失した母親を、
このときほど恨んだことはありません。

やはり、デジタルカメラを買おう。
どうせなら、デジタル一眼が欲しい。
だとしたらキヤノンか、ニコンか、それともペンタックスか…。

一転してぐずついた天気のゴールデンウィーク最終日、
私はデジタルカメラの“市場調査”を敢行すべく、家電量販店を訪れました。

人混みを縫って、いざデジタルカメラのコーナーへ。

そんな私の眼に、
ずらりと並ぶデジタルヴィデオ・カメラ(DV)が飛び込んできました。

いつの間に時代は進化したのか、その種類は多種多様。
画質に優れ、且つ、値段は低下傾向にあると聞きます。

そして私は、規則正しく陳列されたDVの一角を眺めながら、
或ることに思いを馳せました。

いわゆる“映研”に属する現代の若者たちは、
フィルムではなくDVを用いて映画を撮っているのだろうか?

方々に借金を拵えながら高価なフィルムを購入し、
そこに自らの思いの丈を命懸けで焼き付ける時代は、遠い昔の話なのだろうか?

もし仮にフィルムではなくHDDに思いの丈を“記録”するとしたら、
それは何処か寂しい、青春とは似つかわしくないものに感じられるのでした。

フィルムと異なり、いくらでも撮り直し、上書きすることが可能なDVの登場は、
“映画を撮る”という行為を根本から覆すものです。
(それは同時に、写真に於けるデジタルカメラの登場にも置き換えられます)

“DV革命”とでも呼びたくなる革新性に満ち溢れながら、
一方で功罪の大きさも計り知れません。

しかし、現に黒沢清や塩田明彦といった著名な映画監督は、
DVを用いて優れた映画を完成させています。
(黒沢清の「アカルイミライ」はまさにその“革命”的な一本!)

高画質で機能的にも平易なDVがより普及すれば、
誰でも気軽に映画を撮ることのできる時代、即ち「1億総映画監督時代」の到来も夢
ではありません。

ただし、素人がDVで映画を撮ったとしても、
プロの映画監督のレベルに匹敵することは容易ではありません。

かつての当事者として自戒の念を込めて言うと、
素人が撮った自主制作映画は、得てして幼稚な実験性と自己陶酔に溺れ、
正視に耐え難いものが殆どです。

せめて映画らしい映画を撮るためにも、
DVで映画を撮るための入門書があっても不思議ではありません。
(現に映画監督の入門書が存在するように)

まずは、各メーカーのDVの特性、機能性、そして価格の比較。

前述したDVで映画を撮影している監督たちへのインタビュー。

そして肝は、どうすればDVによって優れた映画を撮影することができるか。

それには、映画の基本的な演出術、リヴァース・ショットやカット・イン・アクショ
ンといった手法、あるいはイマジナリー・ラインという概念を、成瀬巳喜男や小津安
二郎を例にとって解説する必要があるでしょう。

それはDVに限らず、映画を撮る上での基本的な約束事であり、
これらを押さえていれば、多少なりとも物語が退屈であろうと、
ある程度は鑑賞に堪え得る作品が完成するはずです。

この入門書を手に、皆がDVで気軽に映画を撮る時代が訪れれば、
極まれに“突然変異”のような突出した才能が現れるのではないか。
(例えば横浜聡子の処女作「ジャーマン+雨」のように、映画の概念を覆すような作
品が)

そして何より、これまで敷居が高いと思われていた“映画を撮る”という行為が、
少なからず身近に感じられるのではないか。

そんな“映画の革命”を妄想し、私はDVの一角を後にしました。

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投稿者 TK : 09:30

2009年4月22日

【本】妄想 × 「夜は短し歩けよ乙女」

本は、専ら文庫本で買う主義です。

気づけば、
ハードカバーは湊かなえの『告白』以来、買っていません。

『告白』は、「文春ミステリーランキング」第1位をはじめ、
多くの称賛の声に文庫化を待ちきれず、ハードカバーで購入。

ただし、ハードカバーはやっぱり重かった。。
(物語の内容はそれ以上に重いですが…)

持ち運ぶ際に不便極まりなく、

「やっぱり文庫が一番!」

と痛感した次第です。

最近、買った文庫本と言えば、『夜は短し歩けよ乙女』。

森見登美彦さんの著作で、山本周五郎賞受賞作。
直木賞の候補にもあがったので、ご存じの方も多いかも知れません。

語り手は、冴えない大学生の“先輩”と、
彼が一目惚れしたクラブの後輩“黒髪の乙女”。

黒髪の乙女の「後ろ姿の世界的権威」を自称する先輩が、
彼女を追って夜の酒場や古本市をさ迷うという、
文庫本のこぢんまりとしたサイズにぴったりの愛らしい物語です。

美しい日本語で綴られる一風変わった物語は、
夜の酒場や古本市をファンタジックな異空間に仕立て上げ、
思わずその迷宮のような世界観に引き込まれてしまいます。

出色は、
ユニークな登場人物たち。

強烈な個性を持った彼らの姿が生き生きと想起され、
“もし映画化されたなら…”などとあらぬ妄想が膨らみます。

「ほっそりとした小柄な身体つき、艶々と光る短く切りそろえた黒髪、猫のように気
まぐれな足取り」の乙女は、純粋無垢な反面、ちょっと抜けているところが魅力。

一言で言ってしまえば“不思議ちゃん”です。

容姿だけで判断すると栗山千明が適役ですが、
チャーミングな性格も含めて、断固、宮崎あおいに演じて頂きたい!

彼女を熱心に追いかけるも、少しも意に介されず、夜の酒場でズボンを脱がされて右
往左往。そんな先輩は…瑛太だとちょっと格好が良すぎる。

現在の邦画界は“イケメン”ばかりが脚光を浴び、
道化に徹し切れる三枚目がなかなか見当たりません。

となると、加瀬亮。
無色透明という稀有な“個性”を持った彼は、
気弱で滑稽な青年にも、冷徹な犯罪者にも染まることが可能です。

道理で、
彼がさまざまな作品で重宝されるわけです。

さて、主役ばかりでなく、脇を彩る登場人物も個性的。

我が子のように育てていた錦鯉を竜巻にさらわれ、
夜の酒場で春画を売り歩く謎の男・東堂などは、
実際に何処かの酒場でやけ酒を煽っていそうな気配です。

胡散臭いことこの上なく、口も達者なお調子者。
ときに自暴自棄な性格は、ユースケ・サンタマリアそのもの…?

香川照之や佐々木蔵之介、佐藤浩市が演じても面白そうです。

なるほど、現在の邦画界、
この年代の芸達者な男優には事欠きません。

そして、ふわふわと宙を浮く神出鬼没の“自称・天狗”こと樋口さん。
彼に関しては、本を読んでいる当初から、

「この人しかいない!」

と妄想しておりました。

小林薫。

是非とも“ジコ坊”(「もののけ姫」より)の感じでお願いしたいものです…。

大酒飲みの女性・羽貫さんや、夜の酒場で知らぬ者はいない重鎮・李白翁、果ては
「詭弁論部」や「閨房調査団」など、謎の人物・集団がひしめき合う『夜は歩けよ短
し乙女』。

妄想は尽きぬところへ、
舞台化のニュースが飛び込んできました!

注目のキャスティングは…

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投稿者 TK : 10:04

2009年4月 8日

はじめまして。

はじめまして、08年9月入社の「TK」です。

主にスカパー!関連の業務に携わっており、
雑誌「月刊スカパー!」映画ページの編集を担当しております。

というわけで、趣味はもちろん映画鑑賞。

休みの日は、専ら映画を見て過ごしています。

今年は早速「チェンジリング」に打ちのめされ、
昨年の「ダークナイト」といい、アメリカ映画の底力を見せつけられることが多い今
日この頃。

クリント・イーストウッドに匹敵する作家が日本に存在するかと問われると、
沈黙せざるを得ないのが日本映画の実状。

しかし待てよ。

黒沢清なら匹敵し得るのではないか。
あるいは是枝裕和か、いや、成瀬巳喜男がいるぞ…。

と、これもまたひとつの妄想。

このブログを通して、想像力の種をどんどん咲かせて行ければと思います。

とまぁ、映画関連の話題が大半を占めそうですが、
お付き合いのほど、よろしくお願いします。

TK

投稿者 TK : 12:00

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