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2009年11月27日

【食べ物】もし自分が「ビストロSMAP」に出られるなら……

絶対カレーをオーダーする。
ああ、カレーが好きだ。

入社以来カレー屋を取材したり、誌面でカレーを紹介したりする
機会がなにかとあり、カレーそのものに興味が沸いた僕。
(文化の違いのせいか、インドの方は時間にルーズで大変だったなあ)

そんな折、一冊の本に出会いました。

『カレーライスと日本人』(初版1989年)

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著者の森枝卓士氏は東南アジアを中心に世界中の食文化を研究している
ジャーナリストで、これまでにカレーに関する著作をいくつか出されています。
(ちなみに、週刊ヤングジャンプ連載中の、その名も『華麗なる食卓』という
カレーマンガの監修もされています)

カレーといえばインドですが、インドのカレーと日本のカレーが
ほとんど違うものというのは、昨今のエスニック料理ブームで
多くの人たちが認識したことだと思います。

インドのカレーとは、ひと言で言えば「スパイスの煮込みもの」。
そしてインド語の「curry」という言葉も、「スパイスの煮込みもの」的な意味だそうです。
しかし、ほぼすべての料理に何らかのスパイスが使われ、
かつ煮込み料理がポピュラーなインドの料理は、
日本人の認識でいくと「すべてカレー」ということになるのだとか。
要するに、我々にとって一見カレーに見えないものもカレーになってしまう
ということ。
しかも、インドの「カレー」と呼ばれるものは、基本的に具は肉だけだし、ルウは
サラサラのスープ状です。

では、日本人の原風景的「じゃがいも、にんじん、たまねぎ+肉にどろっとしたルウ」のカレーはいつ、どこからもたらされたのか……。

ざっとこういった感じで始まる本です。

さて、“サラサラのスープ状のカレー”と聞いて、数年前ブームになった
北海道発のあるご当地カレーを思い出しました。

そう、「スープカレー」。
一般的なスープカレーの定義は、

・小麦粉を使わないサラッとしたルウであること
・具とルウを別々に作り、最後に合わせること
・ジャガイモやにんじんは、かなり大振りにカット
・刺激的なスパイスで辛さをプラス
(カレー粉の辛さとはまた違う、後から来る辛さ。
寒冷地ゆえの、体があったまる方法を模索した結果です)

というところだそう。

「具とルウを別々に」や使っている食材を除けば、
かなりインドカレーに近いのでは?
と思ったわけです。
(ただし、インドのスパイスは基本的に香りづけや色づけが主体ですが)

カレー粉を発明したのはインドを植民地としていたイギリス人。
そのイギリスから文明開化で日本に渡ってきたカレーが、
長い変遷を経て現在のようなフォーマットになり、
100年以上を経てインドのカレーに帰り着いた。
上記で紹介した本の後日談(20年前のものですからね)、みたいな、
そんな気がします。

先日北海道有名店のスープカレー・4種類食べ比べセットというのを
通販で取り寄せました。

誘惑的なチキンレッグが丸ごとでかでか、どっしりと構えていて、
食欲をかき立てて、スパイスの刺激的な辛さが口に広がって、
でもそれがご飯と不思議と合って、何杯でも食べられて、
と、とってもおいしいです!!!

って感じでした。

担当はBUMBIでした。

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次回の更新は、孤高の奇才ブロガー・Suzieさんです!

投稿者 BUMBI : 2009年11月27日 12:13