« 【生活】〇〇な人のための献立表 | メイン | 【本】“第二の坂本龍馬”は現れるのか? »

2009年8月25日

【生活】気がつくといつも左に寄っている

東京のエスカレーターは
左側が止まる人、右側が歩く人と分かれているのに、
何故大阪では立ち位置が逆転するのか?
東京、大阪で生活している人たちは一度は必ず考える疑問です。


個人的には、東京と大阪のどちらかが一方に対抗して
わざと逆にしたのが始まりなのでは、と思ってきましたが・・・。


長年感じてきた疑問に遂に本日答えが出ました。

ちょっと遅めの夏休みを取った今日、
家でのんびりビールを飲みながら夕刊を読んでいると、
こんなコラムが目に飛び込んできました。


『エスカレータのマナー~「正しい者」が左にくる』


正しい者が左にくる?どういうこと??


記事によると、エスカレーターのマナーは
単に関西と関東という違いだけではないらしい。
大阪に近い京都は東京都と同じ「左立ち右歩き」との事。
今まで関東ルール・関西ルールって事で割り切った振りをしてきたけれど
どうもそんな単純な話でもないようです。


コラムの著者であり哲学者の鷲田清一氏によると、
エスカレーターの設置理由の捉え方を検証することで、
自ずと答えが浮かび上がってくるらしいです。


例えば大阪人は、
エスカレーターは「早く移動するための装置」であると捉えるため、
歩く人が正しく、止まっている人が例外になる。
東京人にとってのエスカレーターは、
「歩かなくても勝手に運んでくれる装置」であるため、
止まっている人が正しく、歩いている人が例外になる。


確かにこの考え方だと、どちらも「正しい者」が左側にきています。
その「正しい」の判断基準が東京と大阪では違うだけの事。
それがエスカレーターにおける逆転現象の答えだったという事です。


何かこじつけっぽい感じもしますが、
この「左側=正しい」という理論は日本の道路事情にも同様に見られます。
例えば高速道路では、
基本的には左側の走行車線を走るのが正しく、
右側の追い越し車線を走るのは例外です。
また日本の道路は左側走行だし、
歩道も左側通行が当たり前。
そう考えると「正しい者が左にくる」という理論も頷けるような気がします。


がしかし、そうすると次にくる疑問は
「何故日本人は左に寄りたがるのか?」という事です。
あ、勿論思想的な事は度外視してという意味ですけどね。


そんなテーマの新書があってもいいんじゃないかなぁと思いながら
三本目のビールを飲むかどうか悩んでいる夏の夕暮れ時。
あぁ、ひぐらしの鳴き声が聞こえる・・・。


ちなみに僕の住んでいる千葉のエスカレーターはというと、
左右それぞれに人が止まっている状態で、完全に無法地帯です。
もはやどちらが正しいのかもわかりません。
しょうがないです。なんせ千葉ですから。


担当は千葉人でした。

icon-chibajin.jpg

次回の更新はTKさんです。

投稿者 千葉人 : 2009年8月25日 12:00