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2009年4月13日

【お笑い】ラーメンズ第17回公演「Tower」

先日、大好きな「ラーメンズ」の第17回本公演「Tower」を観てきました。
(※ラーメンズとは…小林賢太郎・片桐仁からなるふたり組のコント屋。
舞台を中心に活動し、テレビ出演はほとんどなし)
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前回公演「TEXT」から約2年ぶりの本公演なので、単なる一観客であるにも関わらず、
十分すぎる気合いと期待を込めて、劇場へ。
毎回、公演名とコントの内容がリンクするのがラーメンズの特徴でもあるので、
「Tower」という言葉がどういった形でコントに反映されているのか、も
見どころのひとつでした。

今回の東京公演から全国ツアーがスタートするため、ネタバラシはしませんが、
観た後の感想をひとことで言うならば、
「今回も期待を裏切らないおもしろさだった!」
これに尽きます。
前回公演「TEXT」とはイメージの異なるおバカなコントあり、
「TEXT」の雰囲気を踏襲した言葉遊びの要素が強いコントあり、と
バラエティに富んだ構成で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

今回で17回目の本公演ですが、ラーメンズは回を追うごとに
チケットが取りづらくなっているように感じます。
今までは、前売り券が買えなかった場合、劇場前に並んで当日券を取るという
“努力と根性作戦”を決行していました。ですが、今回の公演からは当日券も
ネット販売になり、発売時間ぴったりにアクセスしても、繋がらなかったら
チケットは取れません。
並ぶ人の安全を確保しなければならない劇場側としては、ネット販売にした方が
良いとは思うのはわかるのですが、「頑張れば観られる!」という希望が
なくなってしまったのは少々残念に思います。


テレビのお笑い番組には一切出ず、舞台のみで活動するラーメンズは、
昨今のお笑いブームとは真逆の方向に突っ走っているといえますが、
なぜこんなにチケットが取れないほど人気があるのか?
その理由を少し考えてみました。

ラーメンズのおもしろさは、「言葉」と「間」にあると思います。
舞台から投げかけられた言葉やヒントを、観ている側が受け止め、
咀しゃくし、その先を想像して自分の頭の中で答えを出す。
その行為をしてはじめて「おもしろい」と感じられるのが、
ラーメンズのコントの特徴だと思います。
そのため、観る方もすごく集中します。
彼らの言葉・動き・ちょっとした仕草までも目で追い、
舞台上に散らばった「笑いの要素」をかき集め、
自分の頭の中で再構築して「おもしろさ」に変換していくのです。
ラーメンズのファンが増える=その作業を楽しめる人が増えてきている、
ということなのかもしれません。

そこで気になるのが、ラーメンズの全コントを作・演出する小林賢太郎さんの頭の中。
自分たちが求めている答えを導き出すために、ヒントだけを与えて観客側に
答えを出させる、という行為は、観客の意識が小林さんと共通しない限り
成り立たないので、とても難しいことだと思います。
しかし、小林さんはそれをやってのけるのです。
小林さんが何をきっかけにしてコントを考え、それを構築し、形にしていくのか。
その過程は企業秘密でしょうから、すべてを明かすのは難しいと思いますが、
ほんのちょっとだけ、彼の頭の中を覗き見できるような書籍を作ることができたら、
と思っています。

そうしたら、もっとラーメンズのコントが楽しめるし、
さらに彼らのコントの奥深さが味わえるような気がするのです。


担当はこくうぞうでした。
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投稿者 こくうぞう : 2009年4月13日 16:43